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女子ラグビーチーム紹介!!アルカス熊谷

女子ラグビーチーム紹介!!アルカス熊谷

今回紹介するチームは、ARUKAS KUMAGAYA (アルカス熊谷)です。

ARUKAS KUMAGAYA (アルカス熊谷)とは

http://www.arukas-kumagaya.jp/
出典:http://www.arukas-kumagaya.jp/

NPO法人ARUKAS KUMAGAYAは、2014年に関係各位のご尽力によって設立された、国内初の産官学連携の女子セブンズラグビークラブチームです。クラブでは4つの事業(女子ラグビー強化事業、女子ラグビー育成事業、地域普及促進事業、指導者養成事業)を柱とし、女子ラグビークラブの新たな可能性を追求していきます。また、NPO法人ならではの地域社会の活性化や発展および健康社会の増進に貢献することを目標に、熊谷発女子ラグビークラブとして、世界に発信していきたいと思います。

公式サイト 代表者挨拶より抜粋 http://www.arukas-kumagaya.jp/greeting.html

ARUKAS KUMAGAYAは、関東のラグビータウンとして知られる埼玉県熊谷市に本拠を置く、女子セブンズラグビーに特化した、クラブチームです。

熊谷市、市商工会議所や地元企業と、熊谷市にラグビー部のグラウンドがある立正大学など、産官学が連携して組織運営される、国内では珍しい形態のチームです。

登録チーム名は、ARUKAS QUEEN KUMAGAYA。ウィメンズセブンズシリーズでは、創立初年度2014年の第1回大会の優勝を始め、2014年度、2015年度は全勝による完全総合優勝を達成。2017年度も総合優勝するなど、まさに国内女子ラグビーセブンズを牽引しているチームといえます。

強化方針でも、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAは他をリードする存在です。積極的な選手のリクルーティング、立正大学との連携、選手の地元企業への就職斡旋など、産学官一帯となって、チームや選手の環境を充実させています。

熊谷駅前 ラグビータウン熊谷
熊谷駅前 ラグビータウン熊谷

サクラセブンズを支える、ARUKAS QUEEN KUMAGAYA

リオ五輪で注目を集めた、ラグビーセブンズの日本女子7人制代表チーム、通称サクラセブンズ。結果は10位という成績でしたが、小さい頃からラグビーに親しんできたラグビーをよく知る選手に、様々な他競技から転向したアスリートが加わり上手く融合されたチームは、時折未熟な面が顔をのぞかせた場面はあったものの、ダイナミックな躍動感に溢れ、日本の女子ラグビー、女子セブンズの明るい未来をイメージさせてくれる、とても魅力的なチームでした。

ラグビーセブンズは、引き続き五輪競技に採用されることが決定しています。2020年には母国・東京でのオリンピック競技として行われる、注目の競技といえます。このラグビー日本女子7人制代表チームの主力を多く輩出するのが、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAです。

リオ五輪時のキャプテン中村知晴選手に、谷口令子選手、大黒田裕芽選手、小出深冬選手、長田いろは選手達は、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAでも代表チームでも、ずっと主軸として活躍しています。ほかにも鈴木彩香選手(ARUKASではコーチ兼任)、桑井亜乃選手、三樹加奈選手(ARUKASではコーチ兼任)、山中美緒選手など、五輪チームで活躍した選手がたくさん所属しています。キャプテンの中丸彩衣選手、バイスキャプテンの鈴木陽子選手も日本代表経験者です。

ARUKAS QUEEN KUMAGAYAは、まさにサクラセブンズの屋台骨といっても過言ではない、セブンズの強豪チームなのです。

 

選手紹介

中村知春 なかむらちはる

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1988年生まれ、神奈川県出身。162cm、64kg。
ポジションはフォワード(FW)、センター・スリークォーターバック(CTB)。

現女子セブンズ日本代表のキャプテン。リオ五輪のチームでもキャプテンでした。2015年、東京フェニックスRCから移籍入団しました。セブンズだけでなく、15人制代表チームに選出されたこともあります。法政大学までは、バスケットボールのガードとして活躍。しかし、相手にぶつかってはファウルを取られてしまうことも少なくなかったといいます。相手に“あたる”のが得意とは、その頃からラグビー向きだったのですね。

アタックの場面で発揮されるハンドリングの良さや、(御方のための)スペースを作る感覚は、バスケで学んだことが活きていると話す中村選手。気持ちの強さも特徴のひとつで、苦しい場面になるほど、その存在感が光る選手といえます。チームでもサクラセブンズでも頼りになる中村選手のニックネームは、『アニキ』です。

谷口令子 たにぐちのりこ

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1992年生まれ、神奈川県出身。166cm、66kg。
ポジションはフォワード(FW)、ウイング・スリークォーターバック(WTB)。

“リオ組”のひとり。子どもの頃に、兄が所属していた鎌倉ラグビースクールの試合をたまたま観た谷口選手。果敢にタックルに行く兄やチームメイトの姿を観て、思わず「カッコいい、私もやってみたい!」と感じたといいます。その後、小学3年生からラグビーを始めた一方で、北鎌倉女子学園では陸上部に所属。ランニングスピードを身に付けます。同時に、都内で活動する「世田谷レディース」にも所属していました。また、勉強も怠らず成績優秀だったといいます。いったい、どれほど忙しかったことでしょう。

その後、東京学芸大学(もちろんラグビー部所属)を経て、凸版印刷(株)に勤めながら、ARUKASで活躍しています。経歴がすでに、八面六臂の活躍といえます。

攻めては陸上仕込みのランで果敢にゲインライン(※)を突破し、守っては激しいタックルをカッコ良く決める。ARUKAS QUEEN KUMAGAYAでもサクラセブンズでも、谷口選手の活躍は、勝敗の大きな鍵となっています。

※ゲインラインとは スクラム、ラインアウトなどのセットプレイはもちろん、モールやラックといった密集状態など、ボールが停止した状態の時に、そのボールがある位置を基点に、ゴールラインと平行に引く仮想線のことをいいます。
ゲインラインは攻防の最前線といえ、攻撃側はこのラインを突破することで攻撃に勢いとリズムが出て、さらに前進していける可能性が膨らみます。反対に守備側は、ゲインラインより敵陣側で止めることで、相手の勢いを削ぎ、ミスを誘ったり攻撃の選択肢を無くしていくことができます。
ゲインラインを越えることを、「ゲインラインを突破する」「ゲインを切る」とも表現します。

バティヴァカロロ ライチェル海遥 ばてぃう゛ぁかろろ らいちぇる みよ

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1997年生まれ、東京都出身。163cm、68kg。
ポジションはプロップ(PR)、センター・スリークォーターバック(CTB)。

フィジー生まれでラグビー選手だった父・アピサイさんの影響で、ラグビーに出会ったライチェル選手。戸田ラグビースクールでラグビーを始めたのが4歳の時といいますから、キャリアは、なかなかのベテラン選手並みです。ちなみに、兄も妹もラグビーをプレイする、ラグビー一家です。すでに実績は充分で、高校生での代表デビュー以来、順調にキャリアを積んでいます。15人制でも代表入り経験を持っています。

幼い頃から父直伝のトレーニングで強化した下半身は大きく強靱。この足腰の強さから生まれるパワフルなランは、ライチェル選手の特徴です。さらには、もうひとつある大きな長所が、父譲りのステップです。フィジーのラグビーは『フィジアン・マジック』と呼ばれ、変幻自在なランとパスワークが特徴。特にセブンズでは世界王座を争うほどのレベルにあり、世界から怖れられています。なかでも相手を、時には御方さえも翻弄する独創的なステップは華麗で、観る者を楽しくさせてくれます。ライチェル選手のそれもまた、フィジアン・マジックを彷彿させる、切れ味抜群のステップなのです。ライチェル選手のランが炸裂しファンが沸いた時、チームは勝利をものにするでしょう。

小出深冬 こいでみふゆ

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1995年生まれ、神奈川県出身。165cm、60kg。
ポジションはスタンドオフ(SO)、センター・スリークォーターバック(CTB)。

“リオ組”のひとりにして、現サクラセブンズ・メンバーでもある小出深冬選手は、どのチームにおいても、常にゲームを作る役割を担っています。出身地の横浜市金沢区は、タグ・ラグビーを含め子どもたちのラグビーが盛んな土地で、小出選手も、女子がラグビーをしている姿を観て、やってみたいと感じたといいます。そして、すぐにラグビースクールの門を叩いたのが、小学校2年生の時のことでした。

多くの選手と同様に、小出選手も中学校では陸上部に所属し、スピードを身に付けました。実はこの中学の時に、将来を決めることになる、重大な出来事が起きます。ラグビーセブンズが、男女ともオリンピックの正式競技に決まったのです。これが中学2年の時。「五輪を目標にする」と、心に誓ったそうです。

今、小出選手は、現役の東京学芸大学4年生にして、学芸大ラグビー部に属し、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAにも所属しています。学芸大1年の時には、サクラセブンズにも選出され、前述のように、リオ五輪にも出場したオリンピアンです。二足どころか三足、四足の草鞋を履く多忙な毎日の中でも、時間があれば、男女問わず様々なラグビーの試合映像を観て、勉強を続けているそうです。同時に、ラグビー選手にしては細めの身体を大きくするため、3度の食事プラス補食を摂って、増量目指し奮闘中です。東京オリンピック大会のゲームに出場し、自らがゲインラインを突破して、チームを大きく前進させるために。そして、その両手に勝利を勝ち獲るために。今日も、上手く強くなるための努力を続けていることでしょう。

 

たくさんの、日本を代表するセブンズ・プレイヤーを有するのが、ARUKAS QUEEN KUMAGAYAです。スピード感溢れるそのプレイを、一度スタジアムで応援してみてください。

 

産官学一体のチーム運営は、日本初の試み

http://www.arukas-kumagaya.jp/aboutus.html
http://www.arukas-kumagaya.jp/aboutus.html

NPO法人ARUKAS KUMAGAYAは、産官学が連携してチームを組織し運営する、日本では珍しい試みのスポーツチームです。

夏の暑さで全国的に知られる埼玉県熊谷市はまた、「西の花園、東の熊谷」といわれるラグビー・タウンでもあります。ただ、ご多分に漏れず少子化やラグビー人気の低迷などの影響を受け、当地でも、「ラグビーよりサッカー」という子どもたちが増えたのも事実でした。
そんな中で立ち上がったのが、熊谷商工会議所、熊谷市や埼玉県内に本拠を置く企業などの産業界と、行政機関としての熊谷市。そして、熊谷市出身の元日本代表で名スクラムハーフとして名を馳せた堀越正巳氏が監督としてラグビー部を率い、練習グラウンドも同市にある、立正大学でした。
この三者が産官学共同体となり、同市におけるラグビーの発展、特に女子ラグビーの世界的な拠点となることで、地域のスポーツを振興し、スポーツを通じて健康を増進し、地域社会を豊かにすることを目指して、NPOを立ち上げたのです。
ARUKAS QUEEN KUMAGAYAが着実に成績を収めていることからも、この計画は正しい方向に進んでいることが判ります。

2016年には、クラウドファンディングを利用した募金活動『ARUKAS QUEEN KUMAGAYA応援プロジェクト』を実施するなど、ユニークな試みを続けるARUKAS KUMAGAYAです。

<公式サイト>http://www.arukas-kumagaya.jp
<参考>日本ラグビーフットボール協会 女子ラグビーページ
https://www.rugby-japan.jp/2016/08/14/riowomen/

日本ラグビーフットボール協会メンバーズクラブ会報 2015年9月
日本テレビ公式サイト 日本メダル話
http://www.ntv.co.jp/medal/oa/007.html

NumberWeb
http://number.bunshun.jp/articles/-/823640

J SPORTS 公式サイト 村上晃一 ラグビー愛好日記
https://www.jsports.co.jp/rugby/loverugby/post-2667/

RUGBY REPUBLIC
http://rugby-rp.com/news.asp?idx=112012&code_s=1004

RUGBY JAPAN 365
https://rugbyjapan365.jp/プレミアム/めざせ金メダル!リオデジャネイロオリンピック・女子7人制ラグビー日本代表サクラセブンズ写真名鑑

web Sportiva
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/rugby/2016/08/09/___split/index.php

スポーツの杜 100年後の君たちへ 
https://sportsnomori.com/rugby/riodejaneiro.html

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/中村知春
https://ja.wikipedia.org/wiki/谷口令子

https://ja.wikipedia.org/wiki/中丸彩衣
https://ja.wikipedia.org/wiki/バティヴァカロロ・ライチェル・海遥

https://ja.wikipedia.org/wiki/小出深冬

時事ドットコムニュース 
https://www.jiji.com/jc/v2?id=18yearoldsuf_04

PRESIDENT Online
http://president.jp/articles/-/8853

北鎌倉女子学園公式サイト
https://www.kitakama.ac.jp/2016/07/15/4125/

タウンニュース公式サイト
https://www.townnews.co.jp/0602/2016/07/29/342615.html
https://www.townnews.co.jp/0110/2014/10/30/257589.html

カナロコ 神奈川新聞公式サイト
http://www.kanaloco.jp/sp/article/187342

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