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7人制デフラグビー世界大会で、日本代表がベスト4に!

7人制デフラグビー世界大会で、日本代表がベスト4に!

7人制デフラグビー世界大会で、日本代表がベスト4に!

 

障がい者が行うラグビーとしては、パラリンピックの種目にもある「車いすラグビー(ウィルチェアーラグビー:Wheelchair Rugby)」がよく知られていますが、聴覚に障害を持つ人たち(デフ=Deaf)が取り組んでいるラグビー=デフラグビーの存在をご存知でしょうか?

 

デフラグビーとは?

ラグビーは声によるコミュニケーションが特に重要で、聴覚障がい者にとっては非常に不利な競技とされています。

 

例えば、パスは自分より後ろのプレーヤーにしか出来ないというルールをこなしていくためには、声をかけ合うことが重要とされ、声をかけずにプレーするのは、大変難しいことなのです。

 

また、反則などでプレーを止める必要が生じた時、レフェリーはホイッスルを鳴らしますが、その音が聞こえなければ、混乱が生じ、試合が無秩序なものになりかねません。

 

そこで、デフラグビーのルールは、一般的な15人制ラグビーと同様ですが、選手たちが手話やサインで意思を伝達するほか、2人の副審が加わり、赤い旗で主審の笛が鳴ったことを選手に知らせます。

 

デフラグビーは、1990年頃からニュージーランドで盛んになり、世界へ広まっていきました。

 

日本では、1994年頃から関西でデフラグビーの普及活動が始まり、1998年には日本聴覚障害者ラグビークラブ(現・特定非営利活動法人日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟)が設立されました。

 

2002年8月には、ニュージーランドで「第1回デフラグビー世界大会」が開かれ、7人制の部に日本も参加、準優勝を収めました。

 

その後は、大会費用の面や選手の派遣に対する雇用会社の理解不足や各国の資金調達の困難等により、第2回目の世界大会はなかなか開催できませんでした。

 

そしてようやく、今年4月22日〜28日にオーストラリアのシドニーで、17年ぶりに世界最大級のデフラグビー7人制世界大会『ワールド・デフラグビー・セブンズ』(World Deaf Rugby 7`s)が開催され、日本も参加したのです。

 

今大会は、世界15カ国14チーム(単独チームが構成できない国の選手は、混成チームに参加)が参加し、聴覚障がい者スポーツにとって、これまでにない大規模な世界大会になりました。

 

日本代表チーム「クワイエット・ジャパン(静かなる日本)」は、予選リーグで3勝3敗の成績で、決勝トーナメントに進みました。

 

そして、決勝トーナメントでは、準々決勝でウェールズバーバリアンズに勝って、ベスト4に勝ち進みました。

 

準決勝では、今回準優勝したイングランドに敗れ、続く3位決定戦でもフィジーバーバリアンズに敗れ、惜しくも4位となりましたが、成績以上に、デフラグビーの普及と認知に大きな意義をもたらしました。

 

試合結果

予選リーグ

〇日本  31-0  ドラゴンフライズ(アルゼンチン、香港、イタリア)の混成チーム

〇日本  0-29  イングランド

〇日本  10-5  ウェールズバーバリアンズ

〇日本  0-21  フィジー

〇日本  10-7  オーストラリア

〇日本  0-36  ウェールズ

 

準々決勝

〇日本  10-5  ウェールズバーバリアンズ

準決勝

日本  0-40  イングランド

3位決定戦

日本  12-28  フィジーバーバリアンズ

 

 

日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟では、「Equal through Rugby〜ラグビーを通しての平等〜」を合言葉に、聴覚に障がいを持つ人(デフ)たちがラグビーを通して、聞こえないことへの理解を社会に広めることを目的に普及活動を続けており、聴覚に障がいのあるラガーマンを広く募集中です。

 

アイキャッチ画像引用:https://worlddeafrugby7s.com/gallery/

聴覚障がいのハンデに打ち克って~デフラグビー日本代表主将の大塚貴之さん

 

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